Internet Explorerを起動すると勝手にMicrosoft Edgeが起動する場合の対応方法
- 2021.10.19
- ソフトウェア
IEにのみ対応しているWebサイトを開こうとした時にいつ頃からか急にEdgeが起動するようになったことはありませんか?通常のWebサイトの閲覧などについては問題ありませんが、業務で使用しているシステムがIEでしか動作しない場合、業務に支障が出て困りますよね。今回はその対応方法を紹介致します!
原因
以下のスクリーンショットのようにMicrosoft Edgeの設定で「Internet Explore に Microsoft Edge でサイトを開かせる」の選択値が「互換性のないサイトのみ」または「常に (推奨)」になっているのが原因です。
対応方法
設定の変更
画面左下のWindowsマーク(田のアイコン)の右にある虫眼鏡マークをクリックします。
以下のような画面になるので「ここに入力して検索」と表示されている所に「Edge」と入力します。
入力すると最も一致する検索結果に「Microsoft Edge」と出てきますのでそれをクリックしてEdgeを開きます。
Edgeを開くとEdgeの右上に「・・・」とありますのでそれをクリックして出てきたメニューから「設定」をクリックします。
すると、設定画面が開きますので左側に表示されている項目から「既定のブラウザー」をクリックします。
「既定のブラウザー」の設定画面が右側に表示されます。その中に「Internet Explorer に Microsoft Edge でサイトを開かせる」の項目がありますので、設定値を「互換性のないサイトのみ」または「なし」にします。
※「互換性のないサイトのみ」に変更後、対象のWebサイトにアクセスした際にまたEdgeが起動するのであれば前述の設定値を「なし」に変更して下さい。
設定は以上になります!これで今まで通りInternet Explorerで対象のWebサイトが開けるようになるはずです!
まとめ
今回はIEでEdgeが自動で開いてしまう問題についての対応方法を紹介致しました。
なお、Internet Explorer (以下IE)は2022年6月16日(日本時間)にサポートが終了します。サポート終了後、IEに重大な脆弱性が発見された場合でもMicrosoftから更新プログラム(セキュリティパッチ)の提供がされない可能性があり、そのまま使い続ける事はリスクがあります!
IEのサポート終了に伴い、現在IEでしか動作していないシステムもEdgeやChromeなどの最新のブラウザに対応するように今後修正されてくると思います。システムの推奨ブラウザがIEからEdgeなどに変わった場合は速やかに切り替える事をおすすめします!
-
前の記事
【アプリ版】Outlookへのメール設定方法 2021.10.18
-
次の記事
【Web版】Outlookメールの移行方法 2021.11.05