ザ・零細企業の琉球オフィスサービス 藤本です。
エクセレント中小企業を目指してます。
インターネットが身近になったのは、1995年 Windows95発売後です。
当時はホームページの制作費が非常に高かったので、企業や店舗の開設率も低く、ホームページがあるだけで見てもらえる確率も高い時代でした。
そこから20年あまり経った現在、状況は大きく変わっています。
僕たちは中小零細企業や個人事業主に特化したホームページ制作サービスを提供しているのですが、ホームページに対して
■集客
■拡販
■通販
というようなイメージを持たれているお客さまもおられます。
率直に申し上げて僕たちは 、ホームページを作ったからといって、必ずしも売上が上がるとは考えていません。
(少なくとも下がるとは思いませんが!)
ですので、検討していただいているお客さまに「売上があがります」 「集客に効果が出ます」とは、絶対にいいません。
もちろん、ご利用中のお客さまの中には、売上アップしたよとか、集客できたよというお声をいただくこともありますが・・・
その場合も、即効性があるものではありませんし、とても事前に保証できるものではありません。
そして、元も子もない話ですが、商品やサービスに競争力がなければ一時的な集客に成果が出ても、継続性はありません。
(逆に、商品やサービスが優れていて、認知度や露出が不足している状態なら、継続的な効果が出るものと思われます)
いずれにしろ、売上や集客という点では、ホームページに多大な期待はしないようにお願いをして営業活動をしています。
ある意味、非常に謙虚な営業活動をしています(笑)
それでは、当社ではこれまで約2,500社の中小零細企業・個人事業主さまにお申込みをいただいているのですが、その多くのお客さまにどのような価値を提供しているのか。
それは、非常にシンプルな価値です。
興味を持ってホームページを検索したお客さまが、きちんとホームページ上で情報を見ることができる。
という一点です。
業種にもよりますが、中小零細・個人のホームページを訪問される方は、「社名そのもの」「店名そのもの」で検索をされる割合が非常に多いのです。
すでにその会社・お店に何らかの興味を持っていて、その会社・お店についての何かを知りたくてホームページを探しているのです。
これは商売をしている立場で見ると、非常に「アツい」ことです。
ホームページを検索した方は、ホームページを見つければ、商品・サービス・会社についての情報を能動的に見てくれるのです。
逆に、ホームページがなければ、検索した方は知りたかった情報に触れることはできず、多かれ少なかれがっかりしてしまうでしょう。
検索される方は主に、
■お客さま
■取引先
■求職者
■金融機関
などになります。
盲点になっていることも意外に多いのですが、ここで働こうかなとか、ここにお金貸していいのかな、と考えている方は極めて高い確率でホームページを探します。
それぞれ、どんなことを知りたくてホームページを探しているのかは、容易に想像できます。
■サービス内容、商品情報
■営業時間
■住所
■電話番号
■会社概要
■代表者のメッセージ
■社内・店内の雰囲気
■採用情報
などです。
いまの時代、電話番号をネット以外で調べ、営業時間内に電話をして問い合わせるという行動は、よほどモチベーションがないとしてもらえません。
手元のスマホで社名・店名で検索し、出てきた情報を見る方が何倍も早く、24時間、どこにいてもできるからです。
もし2~3社並行して調べているとすれば、検索して出てこない会社はそれ以上調べるのが面倒という理由で優先度を下げられるかも知れません。
ですので僕たちは、「お客さまへの情報開示」 「お客さまへの親切」 「お客さまへの安心」という非常にベーシックな部分での価値を、ホームページを通して提供していると認識しています。
決して、売上150%アップ、来客倍増という価値を提供しているわけではありませんし、その期待を煽って受注をいただいているわけではありません。
僕たちは、すべての事業所にホームページはあった方が良いと考えています。
そして、すべての事業所が負担なくホームページを開設できるサービスであるべきという考えから、制作費無料、月々6,900円という価格で提供しています。
ROS株式会社 (旧社名: 株式会社 琉球オフィスサービス) 代表取締役 藤本和之です。