イコールフット・プロジェクト
特別インタビュー
今年で起業して10期目を迎えました。これまでは不動産仲介業、賃貸管理業を中心として事業を行ってきましたが、これからはホテル経営をメイン事業にシフトします。
現在は北谷町の宮城海岸沿いにあるHotel Sunset American(http://www.sunsetamerican.jp/)と、2016年10月にはもう一つホテルをオープンする予定です。
事業を10年やってみて、あれもこれもやるのは、戦略ではない。「本当に大切な1%に100%集中する。」経営はわかりやすさが大事だと考えるようになりました。
リゾート地である県内は数え切れない程のホテルを有しますが、徹底した差別化で、その中でも突出したホテルにしたいと思っていて、「沖縄のB&Bといえばフロンティアリゾート」というブランドを作り上げたいと考えています。
「この街で暮らすかのように滞在してもらう」をコンセプトにし、時代の変化に適応していき、その地域に合ったサードプレイスを提供できるよう常に進化を続けなければいけないと意識をしています。
ホテル1階のフードコートもこだわりのお店に絞っていますが、有り難くもそこへ価値を感じてくださるお客様は多く、現状日々賑わっています。
当社がリーズナブルな部屋を提供することで、この街に長期滞在して頂き、そうすることで宿泊費が抑えられた分、周囲のお店にお金が落とされることになり、多少なりと地域への貢献につながると考えています。
確かに他のリゾートホテルのようなクオリティはありませんが、できる限りセルフサービスとするなど、「ローコストオペレーション」を徹底することで、高い利益率を確保し、スタッフへの還元率を高めていきたいと思っています。 そして最終的には、社員待遇業界No.1のポジションも狙いたいですね。
骨髄バンクに個人的にドナー登録していますが、10年以上前に一度ドナーの依頼があり、骨髄提供の直前までいきましたが、タイミングが合わず命を救う事ができず・・・。
ボランティアではありませんが、こういった取り組みはきっかけを頂けた時がタイミングだと思いました。
今回、御社に仕事をお願いしたことからこのプロジェクトを知りましたが、話を聴いたところ沖縄県内では離島も含め、この児童養護施設を卒園しないといけない18歳になる児童は、毎年僅か20名程度だと伺いました。
身寄りのない18歳、連帯保証人もいない未成年が部屋を借りることの難しさは、不動産業をやっている自分としては良くわかるので何かお手伝いしたいと思いこのプロジェクトに参加させて頂きました。
自分は両親も健在ですし、いろいろ言えるような境遇にはありませんが、ただ一つ伝えたいのは、
「最初に配られた手札が悪いからといって、1回限りの人生ゲームを降りた偉人なんて誰もいない」ということ。
案外、そういった歴史に名を遺した偉人に限って、幼少期は辛い人生だったりします。
人生をリセットして辛い事を無かったことには出来ないかもしれませんが、生きていれば必ずどこかで巻き返しはできるはず。
自分が起業家だからこのようなことを言うわけではありませんが、あなた達は自分自身の人生におけるCEOなのだから、どのような人生を歩もうと決して諦めることなく前へ進んでほしいと思います。
「人間万事塞翁が馬」といった諺があるように、人生は最後になってみないと何もわかりませんから。
株式会社フロンティアリゾート
代表者 | 中田 謙二 |
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住所 | 〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町美浜3-2-7 |
TEL | 098-921-7370 |
FAX | 098-921-7380 |
info@frontier-resort.co.jp |
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