株式の売出しおよび役員人事に関するお知らせ

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当社は、2023年9月20日開催の取締役会により、当社株式の売出しを承認する旨決議し、売出しを実施いたしました。

1 売出株式の種類及び数 A種優先株 83,056株
2 売出人 藤本 和之
3 売出価格 49,999,712円(1株につき602円)
4 引受人 ベータ 2020 投資事業有限責任組合
(株式会社ドーガン・ベータの運営するベンチャーファンド)
5 期日 2023年10月3日

売出し後の株主は以下となります。
※藤本 和之はKRUHD株式会社の代表取締役を務めており、議決権の100%を有しています。

KRUHD株式会社 996,000株 60%
藤本 和之 580,944株 35%
ベータ 2020 投資事業有限責任組合 83,056株 5%

また、2023年9月20日開催の株主総会の承認により、下記のとおり取締役の就任を決定いたしました。

氏名 役職
林 龍平(株式会社ドーガン・ベータ 代表取締役) 社外取締役

役員構成は以下のようになりました。

氏名 役職
藤本 和之 代表取締役
遠藤 良 取締役
仲尾次 史 取締役
林 龍平 社外取締役
内田 光彦 監査役

株式会社ドーガン・ベータについて

「金融の地産地消」「地域に雇用の多様性をもたらす」ことをミッションに掲げ、福岡・宮崎を拠点に地域のスタートアップエコシステムに貢献することを目的に設立された独立系ベンチャーキャピタル。2006年より投資活動を開始し、累計4本・50億円のベンチャーファンドを運営し、投資先は80社にのぼる。

社外取締役 林 龍平氏のプロフィール

福岡県出身。住友銀行、シティバンク、エヌ・エイを経て、2004年ドーガン参画。主にベンチャー支援業務に取り組み、2017年にドーガンからの会社分割にて株式会社ドーガン・ベータ設立、代表取締役就任。
一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会 常務理事 地方創生部会長

代表取締役 藤本 和之のコメント

弊社は「沖縄で最も良い会社をつくる」というビジョンのもと、沖縄で最も良いサービスを提供することで、沖縄で最も良い待遇と沖縄で最も強い収益力の実現を目指してまいりました。
また、その過程と結果の開示と共有が、沖縄ならびに他地方におけるSMB(Small and Medium Business:中小企業・個人事業主)経営のお役に立つのではないかと考えております。
全国の99%超を占める弊社のようなSMBが、ベンチャーキャピタルの資本と知見を活用して企業価値を高めていく良い事例となるよう、より一層の努力を重ねてまいります。

社外取締役 林 龍平氏のコメント

弊社は、スタートアップ支援を通じて地域経済の活性化に貢献したいという思いで投資活動を行っています。活動を通じて、地方発のIPO事例がまだまだ少ないため、地方のスタートアップと証券取引所など資本市場の距離感が縮まっていないことが大きな課題ではないかと考えております。そのなか、ROSさんはその距離を乗り越えんとする貴重な存在で、沖縄のスタートアップエコシステムのロールモデルとなると信じています。株主として、社外取締役として、できる限りのご支援ができればと存じます。

ROS株式会社 概要

代表取締役: 藤本 和之
事業内容: SMB向けWEBおよびデバイスのサブスクリプションソリューション
設立: 2010年4月30日
資本金: 3,000万円
本社: 沖縄県浦添市牧港4-11-3 おきでん牧港ビル3F
関連会社: SCOM株式会社、株式会社徳島新聞オフィスサービス
URL: https://r-os.com

株式会社ドーガン・ベータ 概要

代表取締役: 林 龍平
事業内容: ベンチャーキャピタル運営事業、起業家支援事業
設立: 2017年1月4日
資本金: 1,500万円
本社: 福岡市中央区大名二丁目4-22
関連会社: 一般社団法人OnRAMP
URL: https://dogan.vc

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児童養護施設卒園者事業支援の御礼と支援終了のお知らせ

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ROS株式会社 代表取締役 藤本です。

2016年より、8年間という長きにわたって続けて参りました児童養護施設卒園者支援事業において、皆様から多大なご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご支援の詳細につきましては弊社ウェブサイトにてご報告しておりますが、下記のように大変多くのご協力をいただいて参りました。

支援対象児童数 のべ50名
総支援額 20,507,698円
うち支援者様からのご協力額 7,824,526円(約38%)
ご支援いただいた企業および個人 87社(名)
※上記すべて2024年3月支給予定額を含みます。

また、当支援は今年度をもって終了する運びとなりました。
終了の理由は、代替となる公的支援が整備され、その役割を終了したと判断したためでございます。
これに伴い、皆様からの支援金のお預かりも、本年9月をもって終了とさせていただきます。

これまで支援を継続できましたのは、ひとえに皆様方のご支援とご協力があってのことで、心より感謝しております。
長い間、本当にありがとうございました。
支援対象者および対象施設からも大変丁重な感謝のメッセージが届いております。
いただいたメッセージは弊社ウェブサイトにて掲載しておりますので、是非ご覧ください。

なお、今年度すでにお預かりしている支援金および9月までにお預かり予定の支援金につきましては、責任をもって支援対象の児童へお届けいたします。
こちらについても、年度明けを目途に弊社ホームページへの掲載を予定しておりますので、併せてご確認いただけますと幸いです。

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人が採れない沖縄のこれからとROSのこれから

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こんにちは、ROSの藤本です。
ブログを書くのは(毎度ですが)久しぶりだなと思って確認してみると3年半ぶりでした。

コロナ禍が一応の収束となり、少なくとも表面上は景気回復が見込まれ、1年前、2年前に比べるとだいぶ見通しが明るくなりました。
反面、僕たちのような事業者が対応すべき課題も、形を変えながらも非常に明確にそこにあり続けていると感じています。

その最たるものが「人が採れない」です。
今でも十分に話題にも問題にもなってますが、僕はまだまだ入り口だと思ってます。

下の画像は2019年4月、コロナ禍の1年前にあるイベントに登壇したときの写真です。
選んだテーマは「採用」でした。

その後のコロナ禍で、人不足はいったん棚上げのような形になりましたが、インフレによる求められる給与水準の向上+円安による外国人労働者のジャパンパッシングにより、深刻度を増す形で事業者を悩ませています。
僕たち事業者は、永遠に変化対応を突きつけられる宿命にありますが、人材に関わる課題は、最も優先順位が高く、そして非常に長い時間軸でついてまわると考えています。

今後再び、沖縄にはたくさんの人が訪れるのは間違いありません。
それに対する国内外の投資が加速するのも間違いありません。
そして、必要とされる人の数、その対価が不可逆的に増加していくことも、ほぼ確実な未来です。

歴史もない、ブランドもない、知名度もない僕たちにとって、これは「絶対に負けられない戦い」と捉え、強い危機感を持って、長い時間軸をもって対処しようと努力をしています。

1. 出た利益をすべて投資に回してます。


こちらは2021/03期(11期)、つまり3期前の決算説明会時の動画(49秒の切り抜き)です。

創業時からの長期目標であった税引前1億円の利益と、それとセットの平均年収600万円が達成できたことで、可処分利益における再投資の割合をあげる、つまりもう一度アクセルをベッタリ踏み込むというご説明でした。
(利益はしばらく計上できない状態になるので、失望しないでくださいという言い訳でもありました笑)

その投資先とは、ほぼすべてが人材です。

2. 人材にフルベットしています。

私たちは今後4年間で人材および教育環境に10億円を投資するという意志決定をしました。創業以来初めて新卒採用も開始することにしました。
https://r-os.com/blog/archives/1798 より引用)

約2年前の2021年8月、コロナ禍真っ只中の意思決定です。
結果、コロナ前と比較してスタッフ数は倍増しました。

弊社のビジネスモデルは投資先行のサブスクリプションモデルなので、そういう採り方をすると利益は当然吹っ飛びますが、利益が出なくて死ぬリスクよりも、お客様はいても人が増やせなくて衰弱していくリスクの方が大きく見えていました。


4年前に語った危機感に基づいて、3年4年という中期に渡って実際に対応してきた今、何を感じているか。
冒頭に申し上げたとおり、「まだまだ入り口だ」ということです。

そして、事業者にとっては対応すべき厳しい変化ですが、労働者にとっては両面性のある状況であると感じています。
競争力のある企業で働くことができる方には良い変化になるでしょう。
そうでない企業でしか働けない場合、残念ながら悪い変化になると予想されます。
企業にとっても個人にとっても、対処すべき大きな、そしてまだ誰も正解を知らない変化の入り口に立っていると思っています。

長々と書いてますが、何が言いたいかというと「うちに来いよ!」ということでした。

新卒→ https://job.mynavi.jp/24/pc/search/corp258087/outline.html
中途→ https://www.jobantenna.jp/at/16983/


↑男臭いけど男女比率は50:50です!

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