児童養護施設卒園者支援:一般企業様からの支援募集を開始しました


児童養護施設卒園者支援について、一般企業様からの支援募集を開始しました。

はじめに昨年度から当社が行っている児童養護施設卒園者の支援について、ご紹介させてください。

 

■ 児童養護施設とは

保護者がいなかったり、保護者からの養育を受けられない子どもたちを保護・養育する施設で、沖縄県内に8ヶ所(と1ヶ所の乳児院)があり、約400名の児童が生活しています。

子どもたちの入所理由は、保護者の行方不明や精神疾患などがありますが、圧倒的多数の要因は「虐待」です。

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-全国児童養護施設協議会ホームページより

 

■ 当支援事業の目的

施設では2~18才の子どもたちが保護・養育され、衣食住と教育の提供を受けていますが、原則18才で退所し、その後は自分の力で生活をしていかなければいけません。

まず住居を確保しなければいけませんが、敷金礼金保証金という経済的なハードル以外にも、未成年に必要な身元保証人を探すところにも苦労するのが実態です。

 

ですので、就職希望者の場合、寮付きや住み込みでの仕事を探すことが多く、それがやりたい仕事かどうかが優先されないケースも多くあります。

 

進学希望者の場合はさらに経済的な負担は大きく、学業と並行して生活費を確保しなければいけません。

学費は奨学金でまかなうケースも多いですが、アルバイトで最低限の生活費を稼ぐには学生の時給で100~130時間の労働が必要で、勉強と両立させるには時間的・体力的に大変な苦労があります。

生活に疲れて卒業を諦めてしまうこともあります。

 

私たちは、この退所後の子どもたちへの経済的支援を行っています。

 

■ 具体的な支援内容

私たち自身が小さな会社であり大きな資金を準備できないことから、非常に限られた範囲でしか支援をすることができていません。

 

昨年度(2016年3月度)実績

県内施設卒園者の中の進学希望者のうち(わずか)3名に対し、在学中の住居費を全額負担

総額 109万2000円(年間)

1名あたり35~45万円で、年間の住居費を支援することができます。

昨年度は当社が単独で支援を実行した結果、対象者がわずか3名、支援内容も生活費のうち住居費のみと非常に限られた内容でしたが、子どもたちには非常に喜んでいただけました。

昨年度の結果によってこの支援事業の意義を確認でき、今後も継続し、対象者数を拡大していきたいと考えています。

 

■ 一般企業様からの支援募集について

今年度も原則当社が支援の大部分を準備する予定でおりますが、少しでも対象者を拡大するために一般企業様への募集をさせていただきました。

 

1,080円/月~ご参加いただけます。

ご協力いただいた支援金については、諸経費や人的負担を差し引くことなく全額を児童支援に活用させて頂きます。

ささやかではありますが、当社ホームページにご協力企業のご紹介もさせていただいております。

また、使用用途については随時サイトにてご報告致します。

ご協力企業様の紹介ページ

 

一般企業様からのご参加により1名でも対象者が増えれば、その子の生活やその後の人生にわずかでも好影響を及ぼすことが出来るかも知れません。

ご協力、何卒よろしくお願い致します。

ご参加検討の企業様は、こちらをご覧ください。

お問い合わせ:株式会社 琉球オフィスサービス 098-894-6900


2016年10月 休業日のお知らせ


【2016年10月 休業日のお知らせ】
先月末よりいくつか台風が近づくものの、昨年とはうってかわって、避けられているかのように本島には上陸しないので不思議です。
直撃ではないとはいえ、雨風・強風には十分にお気を付けくださいませ!

今月も琉球オフィスサービスをよろしくお願いいたします(^^)
*誠に勝手ながら下記は休業日とさせていただきます。
・日曜日
・10/8(土)~10/10(月)


定時退社・有休100%取得の会社になった理由 その2


定時退社・有休100%取得の会社になった理由 その1 に続き、その2です。

②スタッフは社員である前に一個人であり、仕事よりもはるかに大事なものがあるから

とは言っても、僕自身20代から30代半ばまでは完全に仕事中心の生活をしていました。

22時より前に家に居るということがまずありませんでしたし、土曜はもちろん働いて、大晦日にお客さん先で営業ついでにメシごちそうになったり(超迷惑ですね)、1月2日には東京本社で会議してたりしました。

ひとりめの子の出産には立ち会わず仕事して、はじめての自分の子の顔を見たのは生まれて何日か経ってからでした。

そういう生活に不満があったかというと、実はぜんぜんなく、仕事漬けの生活に満足してました。

 

これは今のスタッフにもよくいうことなんですが、そういう働き方は本人はけっこう好きでやってたりするし、ハードワークする自分が好きだったりもするので、本人はそれでいいんですよね。

それが嫌ならさっさと会社辞めればいい話でもありますので。

 

しかし、それくらい働くと、人生の大半が仕事中心に回るようになります。

仕事は人生の一部にしか過ぎないという事実を忘れてしまいます。

僕はサッカーが大好きなんですが、10年ほどまったくサッカーを観なかった期間がありました。仕事してました。

中学、高校時代、飽きずに毎日のように遊んでた友だちがいましたが、10年ほどまったく連絡すらしなかった期間がありました。仕事してました。

親とも会わないどころか、連絡先も教えてなかったので、僕に連絡さえ取れない期間がたぶん5年くらいありました。頭おかしいですね。

家族にも、給料を持って帰ってくる以外になんの価値も提供できていませんでした。

 

当時仕事が楽しくて、他になにもなくても構わないと思って働いてましたが、今思うと本当にもったいないことをしたと悔やんでます。

ストイックに働くことで得られたものもたくさんありましたが、他のことももっと上手くやれたんじゃないかなと思います。

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仕事が楽しい。それはとてもいいことですし、そういってくれる社員であればまして、自分の生活を犠牲にしてでも働いてくれるものです。

しかし、自分の生活だけじゃなく、周りの人の人生も犠牲にしていることもあります。

僕はそうでした。

 

仕事よりはるかに大切なものとは、自分の人生そのものと、自分と関わる人たちの人生です。

それには持って帰ってくる給料も大事ですけど、割く時間のほうがはるかに大事です。

 

働く時間を短くするということは、弱くなるということじゃなく、強くなるということだと思います。

長時間働いて稼ぐのは普通ですが、短い時間できちんと稼ぐのはより難易度があがりますので。

 

当社は、お客さんへの提供価格は安く、スタッフの労働時間は短く、かつ給与は高く、そして会社の利益は高く。という理念に基づいて10ヶ年計画を立てており、6年過ぎた今も、やはり簡単ではないなと思い知っています。

しかし、これを成し遂げることで、当社が設立された意味というものが少しは残せるのではないかと思って、頑張っています。


2016年8月 休業日のおしらせ


沖縄も夏真っ盛り。皆さま、この夏のご予定はもうお決まりでしょうか? お気をつけて、お楽しみください。(^^)
来月も琉球オフィスサービスをよろしくお願いいたします!

*誠に勝手ながら下記は休業日とさせていただきます。
・日曜日
・8/11(木)
・8/13(土)~17(水)


定時退社・有休100%取得の会社になった理由


多少アピールに使ってるところもあり、「定時とか有休100%とか、よくできたね」と言われる機会が、多くあります。

確かに導入時、勇気というか思い切りは必要でしたが、難しいということはありませんでした。
やろうと思えばいつでもできる程度のものです。
ただし、それで回るかどうかはやってみないとわかりませんでしたので、ダメなら戻せばいいやという前提で導入したのですが、今はもう元に戻す理由が見当たりません。

当然、導入には理由があったのですが、それは期待通りに達成されました。
理由(目的)はおおきく3つありました。

  • ひとつは、業績を決定するのは、成果の絶対値ではなく、時間あたりの生産性だから

  • 次に、スタッフは社員である前に一個人であり、仕事よりもはるかに大事なものがあるから

  • 最後に、付随的に採用力があがった点も、後付けですが成果になります。

 

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① 業績を決定するのは、成果の絶対値ではなく、時間あたりの生産性だから

業種によるところも大きいと思いますが、弊社が属するウェブ分野は、営業職・技術職とも成果が個人能力に紐付く部分が多く、業務内にも個人の裁量範囲が大きい業種です。
同じタスクであっても成果の質・量ともかなりの個人差が生じる業務ですので、生産性をあげるには個人能力を上げてもらうことが重要になります。

残業・休出が自由にできてしまう環境だと、長く働けば能力に関わらず誰でも簡単に成果を上げてしまうことができます。
時間延長による成果向上には、物理的に限界がありますし、本人やその家族への疲弊も伴います。
もちろん、会社としても残業代というコストが伴いますし、残業代は能力ではなく時間に対して支払われる点も、好ましいとは言えません。
どんな会社でも、払うのなら時間にではなく、成果か能力に払いたいはずです。

これが、残業・休出がなく時間が制限されており、その上で高い予算設定がされていれば。
時間に物をいわせることができないので、スキル向上、知識吸収、業務改善、時間の有効活用という、より建設的な方向に意識が向きます。
個人の裁量範囲が広いという業務特性との相性も良く、定時退社導入後も生産性は、「時間あたり」ではなく「絶対値」で向上し、今でも緩やかにですが向上し続けています。

・・・というように理解していますが、実は、生産性が向上した理由に、確信がありません。
単に、人間の集中力の持続時間の問題なのかも知れませんし、スタッフの社歴に応じて経験値が増えたのが要因なのかも知れません。
思考時間が増えて、創意工夫がなされて、効率が上がったというのが理屈として美しいので、そう信じたいという願望に過ぎない可能性もあります(笑)

いずれにしろ結果として、定時終業を導入して、営業職も技術職も、時間あたりの生産性は明確に上がりました。
特に技術職は顕著で、時間短縮に関わらず成果の絶対値も上がりました。
これだけでも、導入の意義があったと思っています。

 


 

「スタッフは社員である前に一個人であり、仕事よりもはるかに大事なものがあるから」

については、後日述べたいと思います。