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固定給を30万に引き上げる理由

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琉球オフィスサービス 藤本です。

この度弊社では、固定給を21万から30万に引き上げることになりました。

 

固定給30万は弊社にとってなかなかのチャレンジでして、責任者会議では圧倒的多数の反対を受けたわけですが、反対の根拠はいずれも正しいものでした。

実績へのモチベーションにはヘタすると逆効果

固定給ではなくインセンティブに投資すべき

など。

当事者意識を持って(よってたかって)反対をぶつけてくれる責任者は、ありがたく、そして頼もしく感じました。

 

たしかに、足元で考えると経費増に見合った業績アップは見込めません。

しかしもう少し長い時間軸で考えると、遅かれ早かれ弊社はいずれ固定給30万にするはずですので、それなら今やるのと1年後にやる比較になり、結果今やるという判断に至りました。

 

なぜ「遅かれ早かれいずれ30万にする」のかですが、それは弊社のミッションに含まれているからです。

県内ウェブ業界で、最も良いサービスを提供する

県内ウェブ業界で、最も良い待遇を準備する

県内ウェブ業界で、最も大きいCFを生み出す

が弊社のミッションであり、いずれも創業から一貫して、明確に県内トップを目指しています。

その中の「沖縄で最も良い待遇を準備する」というミッションを現実にしていく過程で、固定給も当然沖縄最高水準を目指しますので、あとはタイミングの問題でした。

 

正直にいいまして、このご時世で給与アップというと、「よっぽど採用困ってんのかな?」という印象を持たれるかなという懸念でこのような記事をあげています。

もちろん優秀な人材を獲得したいという期待は大きくありますが、主な目的は採用ではなくミッションの実現ですということを言い訳がましくご説明させていただきました。

弊社にご応募いただく方々は、ブログもよく見ていただいてますので・・・。

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定時退社・有休100%取得の会社になった理由 その2

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定時退社・有休100%取得の会社になった理由 その1 に続き、その2です。

②スタッフは社員である前に一個人であり、仕事よりもはるかに大事なものがあるから

とは言っても、僕自身20代から30代半ばまでは完全に仕事中心の生活をしていました。

22時より前に家に居るということがまずありませんでしたし、土曜はもちろん働いて、大晦日にお客さん先で営業ついでにメシごちそうになったり(超迷惑ですね)、1月2日には東京本社で会議してたりしました。

ひとりめの子の出産には立ち会わず仕事して、はじめての自分の子の顔を見たのは生まれて何日か経ってからでした。

そういう生活に不満があったかというと、実はぜんぜんなく、仕事漬けの生活に満足してました。

 

これは今のスタッフにもよくいうことなんですが、そういう働き方は本人はけっこう好きでやってたりするし、ハードワークする自分が好きだったりもするので、本人はそれでいいんですよね。

それが嫌ならさっさと会社辞めればいい話でもありますので。

 

しかし、それくらい働くと、人生の大半が仕事中心に回るようになります。

仕事は人生の一部にしか過ぎないという事実を忘れてしまいます。

僕はサッカーが大好きなんですが、10年ほどまったくサッカーを観なかった期間がありました。仕事してました。

中学、高校時代、飽きずに毎日のように遊んでた友だちがいましたが、10年ほどまったく連絡すらしなかった期間がありました。仕事してました。

親とも会わないどころか、連絡先も教えてなかったので、僕に連絡さえ取れない期間がたぶん5年くらいありました。頭おかしいですね。

家族にも、給料を持って帰ってくる以外になんの価値も提供できていませんでした。

 

当時仕事が楽しくて、他になにもなくても構わないと思って働いてましたが、今思うと本当にもったいないことをしたと悔やんでます。

ストイックに働くことで得られたものもたくさんありましたが、他のことももっと上手くやれたんじゃないかなと思います。

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仕事が楽しい。それはとてもいいことですし、そういってくれる社員であればまして、自分の生活を犠牲にしてでも働いてくれるものです。

しかし、自分の生活だけじゃなく、周りの人の人生も犠牲にしていることもあります。

僕はそうでした。

 

仕事よりはるかに大切なものとは、自分の人生そのものと、自分と関わる人たちの人生です。

それには持って帰ってくる給料も大事ですけど、割く時間のほうがはるかに大事です。

 

働く時間を短くするということは、弱くなるということじゃなく、強くなるということだと思います。

長時間働いて稼ぐのは普通ですが、短い時間できちんと稼ぐのはより難易度があがりますので。

 

当社は、お客さんへの提供価格は安く、スタッフの労働時間は短く、かつ給与は高く、そして会社の利益は高く。という理念に基づいて10ヶ年計画を立てており、6年過ぎた今も、やはり簡単ではないなと思い知っています。

しかし、これを成し遂げることで、当社が設立された意味というものが少しは残せるのではないかと思って、頑張っています。

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定時退社・有休100%取得の会社になった理由

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多少アピールに使ってるところもあり、「定時とか有休100%とか、よくできたね」と言われる機会が、多くあります。

確かに導入時、勇気というか思い切りは必要でしたが、難しいということはありませんでした。
やろうと思えばいつでもできる程度のものです。
ただし、それで回るかどうかはやってみないとわかりませんでしたので、ダメなら戻せばいいやという前提で導入したのですが、今はもう元に戻す理由が見当たりません。

当然、導入には理由があったのですが、それは期待通りに達成されました。
理由(目的)はおおきく3つありました。

  • ひとつは、業績を決定するのは、成果の絶対値ではなく、時間あたりの生産性だから

  • 次に、スタッフは社員である前に一個人であり、仕事よりもはるかに大事なものがあるから

  • 最後に、付随的に採用力があがった点も、後付けですが成果になります。

 

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① 業績を決定するのは、成果の絶対値ではなく、時間あたりの生産性だから

業種によるところも大きいと思いますが、弊社が属するウェブ分野は、営業職・技術職とも成果が個人能力に紐付く部分が多く、業務内にも個人の裁量範囲が大きい業種です。
同じタスクであっても成果の質・量ともかなりの個人差が生じる業務ですので、生産性をあげるには個人能力を上げてもらうことが重要になります。

残業・休出が自由にできてしまう環境だと、長く働けば能力に関わらず誰でも簡単に成果を上げてしまうことができます。
時間延長による成果向上には、物理的に限界がありますし、本人やその家族への疲弊も伴います。
もちろん、会社としても残業代というコストが伴いますし、残業代は能力ではなく時間に対して支払われる点も、好ましいとは言えません。
どんな会社でも、払うのなら時間にではなく、成果か能力に払いたいはずです。

これが、残業・休出がなく時間が制限されており、その上で高い予算設定がされていれば。
時間に物をいわせることができないので、スキル向上、知識吸収、業務改善、時間の有効活用という、より建設的な方向に意識が向きます。
個人の裁量範囲が広いという業務特性との相性も良く、定時退社導入後も生産性は、「時間あたり」ではなく「絶対値」で向上し、今でも緩やかにですが向上し続けています。

・・・というように理解していますが、実は、生産性が向上した理由に、確信がありません。
単に、人間の集中力の持続時間の問題なのかも知れませんし、スタッフの社歴に応じて経験値が増えたのが要因なのかも知れません。
思考時間が増えて、創意工夫がなされて、効率が上がったというのが理屈として美しいので、そう信じたいという願望に過ぎない可能性もあります(笑)

いずれにしろ結果として、定時終業を導入して、営業職も技術職も、時間あたりの生産性は明確に上がりました。
特に技術職は顕著で、時間短縮に関わらず成果の絶対値も上がりました。
これだけでも、導入の意義があったと思っています。

 


 

「スタッフは社員である前に一個人であり、仕事よりもはるかに大事なものがあるから」

については、後日述べたいと思います。

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